身近なハーブから知らないハーブまで「ハーブ100種類」を網羅! ハーブの種類と効能・効果・使い方をご紹介します。 「育てるハーブ、食のハーブ、香りのハーブ、美容のハーブ、健康のハーブ」とハーブの用途と楽しみ方は多彩です♪
ハーブは古くから愛用されてきた長い歴史があ り、ハーブの成分、効能を利用してアロマテラピー、医薬品、化粧品など幅広く利用されています。
ラベンダー・薔薇・バジル・カモミール・セージ・タイムなどよく知られていますが、食卓でお馴染みのシソやミツバも実はハー ブの仲間です。〜昔から身近なところにハーブはあります。
ハーブとフルーツ系の植物を中心にご紹介しています。(精油抽出原料の樹木系も含みます)
項目:ハーブ画像・概要・科目・効能・利用例 ※効能=食と芳香(精油)含む
アーティチョーク
語源はアラビア語の「大きなアザミ」と言われています(紫色の花を付けます)。 そら豆のような味覚で欧米では日常的なハーブです。 「蕾・葉・根」を利
用。
アニス
甘い香り。 種子(アニスシード)には口臭予防や消化促進作用があり「噛む習慣」の地域もあります。 種子はパン生地に混ぜ込んだりできます。 「葉・種
子」を利用。
イタリアンパセリ
三つ葉に少し似ています。 ビタミンA・Cほか鉄分・カルシウム・繊維など栄養豊富で爽やかな香りのキッチンハーブです。 冷凍保存すると香り長持ち。
「葉・茎」を利用。
ウォータークレス
江戸時代、オランダ伝承のハーブでビタミンA・Cが豊富です。 風味が落ちやすく新鮮素材を利用します。 和風料理にも合い、ピリッと辛味があります。
「葉・茎」を利用。
ウィンターグリーン
メントール系のスッキリした香
りで、和名「ヒメコウジ」と呼ばれている樹木です。
北アメリカでは薬用として利用された古い歴史があります。 「葉」を利用。
オレガノ
マジョラムの仲間で爽やかスパイシーな香りはイ
タリア・メキシコ料理に使われています。 ピリッとした辛味はスパイス向き。 殺菌・解毒が有名 「葉・花」を利用。
オールスパイス
スパイシーで
シナモン・クローブ・ナツメグを合わせた香りです。 名のとおり万能スパイスで色々な料理に合います。(別名:ピメント) 「実」を利用。
イランイラン
花色は黄色・ピンク・ムラサキなどで、甘くフローラルで強い香りは異性を惹きつける催淫効果が有名です。 精油は一番、二番、三番搾りなどがあります。
「花」を利用。
オレンジ
お馴染みフルーツのスイートで爽やかな香り。 精油の種類は複数あり、果皮抽出はオレンジ、花抽出はネロリ、葉抽出はプチグレンほか。 「果皮・花・葉・
果実」を利用。
カモマイル(カモミール)
ギリシャ語で地上のリンゴ。 リ
ンゴに似たフルーティーな香りです。 昔から常備薬や女性のハーブとしても親しまれています。 抗炎症成分アズレンが豊富。 「花」を利用。
コーンフラワー
ドイツの国花にもなっている青紫色の花です。 麦畑などに自生していた花なので繁殖力も旺盛で白、ピンク、赤色もあり観賞用にもなっています。 「花」を
利用。
コリアンダー
白ピンクの花色でレモンに似た個性的な香りです。
若葉は中国料理(おかゆ・スープ)やタイ料理でも使われ、果実はスパイスで有名です。 「葉・果実(種子)」を利用。
キャットニップ
ネコが好
きな香りが名前の由来でミントの仲間です。 繁殖力も旺盛で古くから薬草として利用されています。 蜂が好む花です。 「葉・花穂」を利用。
キャラウェイ
種子はスイートで爽やかな香り
で外観はクミンと似ています。 種子は香辛料に利用されています。 「葉・種子・根」を利用。
ガーデンソレル
花色はオレンジ色で繁殖力が旺盛です。 爽やかな酸味があ
りハーブ料理に合います。 「葉」を利用。
グリーンマスタード
育てやすいハーブです。 ほかに辛味が強いブラックマスタードやホワイトマスタードがあります。 食用には採りたてが美味。 「蕾・葉・茎」を利用。
コモンタイム
繁殖力旺盛なタイムの一種で種類も豊富です。 香りは爽やかで、強い殺菌・防腐力が知られています。 「葉・花」を利用。
クラリセージ
種類も多く、ほかにゴールデン・パープル・パイナップル・トリカラーセージなどがある。ナッツに似た甘い香りは気分を
高め官能的な気分になります。 「葉・花」を利用。
コンフリー
花色はムラサキ系のピンク色で可憐な花が咲きます。 「傷の治療薬」として知られ、ミネラル分も豊富なハーブです。 「葉・根」を利用。
クローブ
薄紅色の花が咲き、蕾が釘に似ていることから「丁字(ちょうじ)」とも呼ばれます。 消毒臭の強いスパイシーな香りは強い薬効成分で知られています。「花
蕾」を利用。
月桃(別名:アルピニア)
ミントよりスイートで爽やかな香りです。 亜熱帯性の芳香植物で白ピンクの可憐な花がフジのように垂れ下がり秋に赤い実を付けます。 高い美容効果が特
徴。 「葉」を利用。
カルダモン
甘くスパイシーな香りが有名で高級香辛料のひとつです。 緑色の実を
付ける根茎のハーブです。 インド料理では一般的で北欧ではパンに使われています。 「種子」を利用。
グレープフルーツ
レモンとオレンジを合わせた
ような水々しい香りです。 多少の苦味がスッキリします。 精油はTV番組のダイエット効果で有名になりました。
カユプテ
白い紙のような樹皮に覆われた高木で豪州の原住民アボリジニの人達はカヌー・小屋造り・治療薬などに利用。 澄みきった爽やかな香りです。 「果実・葉・
小枝」を利用。
キャロットシード
人参の種から抽出される精油は老化肌を水々しいお肌に再生する作用で知られています。 少し土臭さのあるスパイシーな香りです。 「種子」を利用
クレソン
春の味覚のひとつで湿地、湧き水に自生。 β-カロテン豊富でほかの栄養素も多く含む。 程よい辛味が魅力でサラダに最適。 「葉・茎」を利用。
セージ
ヨモギに似た芳ば
しい香りで脂肪分解・臭み消し効果があり肉料理にも使われています。 そのほか抗酸化作用など薬用効果も多いハーブです。 「葉・花」を利用。
スイート・バイオレット
スミレの仲間でスイートでフローラルな香りです。 薬用効果が高く、香水から医薬品まで幅広く利用されています。 「花・葉」を利用。
スイート・マジョラム
白い小花をたくさん付けます。 ほのかに甘くスパイシーな香りは香辛料として肉料理にも合います。 別称:マージョラム 和名:マヨナラ 「葉」を利用。
シナモン
白い花を付ける木でスパイシーな香りです。 香辛料はお菓子でもお馴染みです。 精油は薬用効果の高いことでも知られています。 「樹皮・葉」を利用。
サマーサボリー
ローズマリーやマジョラムに似たスパイシーでソフトな香りです。 ヨーロッパではソーセージや魚・豆料理の香辛料として重宝されています。 「葉」を利
用。
ステビア
甘さが砂糖の200倍もあり、天然甘味料としてダイエット食品に使われています。 中南米ではマテ茶の甘味に古くから利用されています。 「葉・茎」を利
用。
シ
ソ
和食でお馴染みの香味植物〜実はハーブの仲間です。 酢、醤油、塩味など生葉の爽やかな風味が魅力です。 青ジソと赤ジソがあります。 「葉・芽・種子・
花
穂」を利用。
サフラン
地面からニョッキとピンクの花が咲きます。 高級化粧品でも知られているハーブです。 【注】花が似ているイヌサフランはユリ科で有毒です。 「雄しべ」
を利用。
ソープワート
花は可愛いピンク色(日陰:白) 名前の通り、葉から
液体ソープを作ることができます。葉を手で揉んで煮出しします。 「葉・茎・根」を利用。
ゼラニウム
園芸でも身近な花で種類も豊富です。 愛らしい白・ピンク・赤の花を咲かせます。 香りは甘く爽やか。 昔、ヨーロッパでは悪霊を払う花でした。 「葉・
茎・花」を利用。
ローズゼラニウム
ゼラニウムの一種でローズに似たフレッシュな香りです。 ゼラニウムの中でも美容効果が高いことで知られています。 「葉・茎・花」を利用。
センティッド・ゼラニウム ほかのゼラニウムに比べて形状も豊富で葉の香りに特徴があ
り、観賞用(園芸)に向いています。
シトロネラ
見た目は稲のようですがレモンに似たフルー
ティーな香りです。 蚊除けロウソクなど防虫効果が有名です。 同じイネ科のレモングラスに似ています。 「葉」を利用。
サラダバーネット
秋の七
草「われもこう」の仲間で個性的で可愛い小さい球状の花を付けます。 少しキュウリに似た香りの葉はビタミンCが豊富です。 「葉」を利用。
サイプレス
清々しいウッディ−な香りです。 英名Cypress=ヒノキ。
男性化粧品に利用され、お肌を水々しく張りを与える事で有名です。 「葉・枝」を利用。
サンダルウッド(白檀)
エキゾチックでウッディ−な香りです。 日本では白檀(びゃくだん)と呼ばれています。瞑想&セクシーな気分になる事でも知られています。 「木部・根」
を利用。
ジャスミン
ジャスミンティーでもお馴染みの清涼感と上品さを感じる香りです。 抽出される精油は高価でウツ気分の緩和など効能も数多くあります。 「花」を利用。
ジュニパー
爽やかなウッディ−調のシャープな香りはリキュール酒のジンの材料にも使われてます。 昔から消毒作用がよく知られています。 「実・葉」を利用。
シダーウッド
爽やかなウッディ−調の香りです。 古代エジプトではミイラの防腐剤に使用されました。リラックスできる深い香りは瞑想にも使われています。 「木部」を
利用。
ジンジャー
お料理でお馴染みショウガの爽やかでスパイシーな香りです。 古くから解毒剤やスパイスに利用されています。 「根」を利用。
サフラワー
和名「ベニバナ」でオレンジ色の花が鮮やか。 語源はアラビア語で「染める」。 お馴染みベニバヤ油のほか赤染料や観賞に利用。 「花・葉・種子」を利
用。
セリ
春の味覚のひとつで里山の湿地に自生。 爽やかな香味が魅力です。 新鮮な香りは「おひたし・汁物」におすすめ♪ 「葉・茎・根」を利用。
タイム
繁殖力旺盛でソフトで爽やかな香りです。 ハーブ料理によく利用されています。 立ち性&ほふく性があります。 強い殺菌力、防腐が有名。 「葉・花」を
利用。
タンジー
樟脳に似た香りで丸ボタンのような黄色い花を付けます。 寒さに強く繁殖力旺盛(除虫菊の仲間) 昔は殺菌・防虫などに利用されましたが今は染色用で有名
「花・葉」を利用。
チャイブ
玉ネギに似た香りで可愛いピンクの丸い花も食べれます。 アサツキにも似て用途も同じ。丈夫なハーブで、小さい球根が密集します。 「花・茎」を利用。
チャービル
パセリに似たハーブで葉が繊細で綺麗です。 カロチン・鉄分・マグネシウム・ビタミンC
など栄養豊富でフランス料理にも使われています。 「生葉」を利用。
ディル
フェンネル似ですが1本茎で甘い香りです。 鎮静効果が有名「なだめる」と言う語源があります。 ミネラル・リン・カルシウムなど含まれる。 「葉・茎・
花・種子」を利用。
ティートリー
爽やかでシャープな香りです。(馴染みのある香りです) オーストラリア(原住民が発見)を代表するハーブのひとつ。 強い殺菌力が有名です。 「葉・
枝」を利用。
ティーローズ
優雅でフローラルな香りです。 花色の種類は多く、元品種はチャイナローズ(中国)で18世紀頃、ヨーロッパへ渡り品種改良されました。 「花」を利用。
チコリ
空色の可愛らしい花を咲かせます。 卵白と砂糖で花菓子などに利用できます。 根は煎るとコーヒーのような味になります。 「花・葉・根」を利用。
タンジェリン
マンダリンやポンカンに似た甘酸っぱい香り
です。 ビタミンCを多く含み、剥きやすい果皮が特徴で「温州みかん」の元品種です。 「果皮・果実」を利用。
ナスタチューム
次々とカラフルな花が咲きます。 クレソン似のピリッとした風味がありビタミンC・鉄分が豊富。 開花後の鞘(さや)は料理の薬味になります。 「花・
葉・果実」を利用。
ナツメグ
ハンバーグなどでお馴染みの香辛料ですが香味成分の強い「スパイシースパイス」に分類されます。 可愛い卵型の果実(種子)が特徴。 「種子」を利用。
ニアウリ
樟脳のような薬っぽさのあるシャープな香りです。 抗炎症・消毒作用があり、免疫力を高めたり空気感染予防に効果があります。 「葉・枝」を利用。
ボリジ
ロマンチックな星型の花(青紫)はスターフラワーと呼ばれています。 ウツ気分に効果があることが知られています。 「花・葉」のフレッシュ(生)を利
用。
ヒソップ
ピンクや白系の花色でハッカに似た爽やかな香りです。 呼吸器系の改善が知られています。 和名:ヤナギハッカ 「葉・花」を利用。
フェンネル
ディルに似た黄色い小花を付け、ほのかに甘くフローラルな香りはハチが好きな花です。 ヨーロッパでは食用や薬用に古くから利用されています。 「葉・
茎・花」を利用。
バジル
こんもりした葉は甘くスッキリした香りで種類も多い。(ブッシュ・レモン・シナモンバジルなど) ハーブ料理でお馴染みの育てやすいハーブです。 「葉」
を利用。
フレンチタラゴン
フランス料理には欠かせないハーブです。 黄色の花を付けますが稀です。 主に料理の香り付けに利用されます。 (ヨウ素・ビタミンA・Cを含む)
「葉」を利用。
ベルガモット
オレンジ似の柑橘系のフローラルな香り
です。 紅茶の香り付けなどに利用されています。(名前の由来:イタリアの町名) 「果皮」を利用。※主に抽出精油
ベチバー
樹液のような深みのある香りです。
東南アジアではポピュラーなハーブでススキに似ています。 主に根の抽出液を利用。 リラックス効果が知られています。 「根」を利用。
ペッパー
食卓でお馴染み♪スパイシーで刺激的な香りです。 香辛料が主で、刺激の強い
ペッパーブラック、ペッパーグリーン、ペッパーホワイトなどがあります。 「種子」を利用。
パイン
針葉樹
のシャープでウッディーな香りです。 殺菌消毒作用が強く、石鹸や軟膏など香り付けによく利用されています。 「葉・球果」を利用。
パチュリー(別称:パチョリ・パチュリ)
ゴムの木のようなウッディ−調の香りです。 お肌の引締め、体臭予防などスキンケアによく利用されています。 匂い袋サシェに利用(インド) 「葉」を利
用。
パルマローザ(別称:パルマロサグラス)
香りはゼラニウムに似てインディアン・ゼラニウムとも呼ばれる。 レモングラスやシトロネラと同属のイネ科。
香水・石鹸・化粧水など香り付けに広く利用。 「葉」を利用。
ベンゾイン
バニラに似た甘い香りで持続性が高く濃厚です。 別称「安息香・アンソクコウ」と呼ばれリラックス効果が知られています。 「樹脂」を利用。
フランキンセンス
別名「乳香」でも有名で爽やかさ(レモン似)のある樹木の香り。 古代エジプト時代、治療薬や化粧に利用されました。 リラックス効果が有名。 「樹脂」
を利用。
ヘリクリサム
菊の仲間の黄色い花で種類も豊富です。 香りは個性的であまり好まれません。 乾燥を好み、別名「イモーテル」と呼ばれる高級精油です。 「葉(花房
付)」を利用。
バニラ
アイスでお馴染み、とてもスイートな香りです。 ツル性で高い樹木に絡んで成長します。製造方法で10、20フォールド、co2など種類がある。 「種
子・鞘さや」を利用。
マロウ
花色は紫、ピンク、白など。 炎症を抑える薬効が知られ、特に根の粘液は鎮静鎮痛効果が高い。 ハーブティーは5色に変化するので綺麗です。「花・葉・
根」を利用。
マリーゴールド
丈夫で花期も長く種類も豊富。 薬効があり、古くから欧州では軟膏に利用され、現在では目薬の成分にも利用されています。 美肌効果もあります。 「花・
葉」を利用。
ミント
種類は多く、ペパーミントは爽やかな香り、スペアミントは更にスイート。 ほかアップルミント・パイナップルミント・日本のハッカ(香りは劣ります)な
ど。 薬効成分が多く、古くから薬草として栽培。 軟膏にも使われています。 「葉」を利用。
マジョラム(和名:マヨナラ)
温かみのある甘い香りです。 地中海地方ではお馴染みのハーブで薬草や料理に利用されています。 疲労回復・精神安定などの効果があります。 「葉」を利
用。
ミツバ
三つ葉は食卓でお馴染みですが、ビタミンAとカルシウムは「ほうれん草」と同等です。 日陰を好み、緑あざやかで清涼感のある風味です。「葉・茎」を利
用。
ミルラ
神秘的なしっとりとしたウッディー調の香りです。 浄化作用と乾燥作用が強く、古代エジプトではミイラ保存に使用。 別称:没薬(もつやく) 「樹脂」を
利用。
マンダリン
爽やかでオレンジよりも深みのある香りです。 爽やかな香りは「ウツ緩和」に効果があり刺激も穏やかです。タンジェリンの元種です。 「果皮・果実」を利
用。
マートル(別称:ギンバイカ)
星状の白い花を付ける低木です。 香りはシャープでフレッシュ。 紀元前2500年頃から発熱や痛み止めとして利用されました。 「葉・小枝」を利用。
ヤロウ
花は赤・黄・白と
華やかで放射状に広がります。 古くは止血治療に使われたハーブです。痛み・炎症緩和など薬効も多く医療にも使用。 「葉・茎・花」を利用。
ユーカリ
爽やかでシャープな香りで強い殺菌力が有名です。
オーストラリアを代表する樹木で種類も多く、原住民が昔から利用してきました。 「葉・枝」を利用。
ラベンダー
爽やかでフローラルな香りです。 開花時の鮮やかな紫ジュータンは魅了されます。(高温多湿を嫌う) 薬効も多く、特に殺菌消毒効果が有名です。 「花」
を利用。
ローズマリー
爽やかでシャープな香りです。
ヨーロッパでは料理にお馴染みのハーブです。 薬効が豊富で中でも老化防止や細胞活性化が知られています。 「葉・花」を利用。
レモンバーム
レモンに似た香りでスイートです。(別名:メリッサ) ヨーロッパでは不老長寿の秘薬としてハーブティーで親しまれました。 名のとおり蜂が好みます。
「葉」を利用。
ローズ
ほのかに甘くフローラルで優雅な香りは世界中の女性に人気です。 品種も多く、ダマスクローズが最高級とされています。 美容と婦人科系の薬効で有名。
「花」を利用。
ラバンサラ
爽やかな少し甘い香り(チョウジに似ています) 語源:マダガスカル語「体にいい葉」。抗菌、抗ウィルス作用が知られています。 「葉・小枝」を利用。
レモングラス
稲のような外観ですがレモンに似た香りと少し草っぽさも感じる香り。
レモンと成分は異なります。 香りは強めで東南アジアでは魚の臭い消しに利用。 「葉・茎」を利用。
ラバンジン
フローラルで爽やかな香りです。 ラベンダーの交配種で主に呼吸器系の緩和作用が知られています。 「花穂」を利用。
ラブラドルティー
グリーン系のシャープな香りで
す。 風邪に効果があり、カナダの原住民はお茶にして飲用していました。 ※作用が強いので注意。 「花房付きの小枝」を利用。
ラビッジ(別称:ロベージ)
フェンネルに似た黄色い花が咲き、大きく成長します。 欧州では、根は食用、種はスパイス、葉はハーブ料理に利用。 「葉・根・種子」を利用。
リコリス
「甘草」とも呼ばれるほど「甘い」のが特徴です。 漢方薬の利用でも知られています。 とても甘いので少量で使います。 「根・茎」を利用。
ルバーブ
フキに似た大きな葉で漢方薬の大黄(だいおう)の仲間です。 葉は有毒のため食用は利用できません。 ジャムがおすすめ「煮込むと紅色になり甘酸っぱい」
「茎」を利用。
ロケット(別称:エルーカ)
大根や菜の花の仲間でクレソンに少し似た味、イタリア料理に使われています。 花も食べられます。ビタミンAとCが豊富でサラダに合います。 「葉・花」
を利用。
ローレル
シナモンに似たスパ
イシーな香りで「月桂樹」の名で知られています。 消化器系に効果があることが知られています。 落ち込んだ気持ちを明るくします。 「葉」を利用。
ローズヒップ
バラの種子で、ハマナスに似た「赤い果実」です。 ビタミンCとEが豊富で必須脂肪酸をバランス良く含む。 美容効果の高い高級キャリアオイルとして有
名。 「果実」を利用。
リンデン
フローラル調の柔らかな香りです。 和名:菩提樹(ボダイジュ) 欧州ではポピュラーな樹木でスキンケアに利用されています。 「花・樹木」を利用。
ローズウッド
バラに似たウッディ−で甘い香りに名前が由来しています。 アマゾンの大木で生息数減少により調達が困難な希少精油です。 催淫・殺菌が有名。 「樹・
幹」を利用。
ライム
柑橘系のフルーティーでシャープな香りです。 強い殺菌消毒力とリフレッシュ効果が知られています。 古代「薬」としても使われました。 「果皮」を利
用。
レモン
食卓でもお馴染み、フルーティーで爽やかな香りです。 料理から芳香まで広く利用されておりアロマ初心者にもおすすめです。 「果皮・果実」を利用
上記でご紹介していない『にら・みょうが・わさび・にんにく・しょうが・とうがらし・クレソン・セロリ・ミツバ』など日本人 には「身近な植物」・・・実はこれらもハーブの仲間です。
【注意事項】
上記ハーブの効能・利用法については、国内外の文献から一般的に言われている事柄を要約してご紹介しています。 文中「ハーブ抽出オイル」とは天然エッセ
ンシャルオイル(精油・アロマオイル)のことをさし、食用(飲用・料理)には、ご利用出来ません。 エッセンシャル・オイルは成分が凝縮されているためス
キンケアに使用される時はキャリアオイル等で薄める事が基本です。
医療目的でのご使用の場合は必ず専門のアロマテラピストや医師の指示を仰いで下さい。 使用を誤ると、逆に害を及ぼす種類もありますので使用方法を充分ご
確認された上でお楽しみ下さい。